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zoom RSS 社団法人日本新聞協会の「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」を読むその1

<<   作成日時 : 2005/09/08 15:19   >>

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 2002(平成14)年1月17日第610回編集委員会の社団法人日本新聞協会の「 記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」を見ていきましょう。

「日本新聞協会編集委員会は、「記者クラブ」についての新たな見解をまとめました。インターネットの普及によるメディアの多様化や情報公開法の施行などで、報道を取り巻く環境は大きく変化しています。一方、記者クラブや記者会見のあり方については、様々な意見や批判もあります。新見解をまとめるに当たり、そうした声にも謙虚に耳を傾けました。私たちは、記者クラブの目的や役割について広く理解を得るとともに、この見解に沿って、より信頼される記者クラブを実現したいと考えています」

 だったらなんで警察専門のフリーのジャーナリスト寺澤氏をリジェクトして、裁判沙汰にまでなっているのでしょうか?

取材・報道のための組織
 「記者クラブは、公的機関などを継続的に取材するジャーナリストたちによって構成される『取材・報道のための自主的な組織』です。

 自主的な特定の組織に役所がなんで敷地内の部屋を貸したり便宜をはかるんでしょか。これは立派な収賄だと思いますが。

 「日本の報道界は、情報開示に消極的な公的機関に対して、記者クラブという形で結集して公開を迫ってきた歴史があります。記者クラブは、言論・報道の自由を求め日本の報道界が一世紀以上かけて培ってきた組織・制度なのです。国民の『知る権利』と密接にかかわる記者クラブの目的は、現代においても変わりはありません」

 つまり日本は特殊な国である。他国とは違うという「日本特殊論」ですな。でもそれってマスメディアがそういう政府の見解を常々批判してきたんじゃないですか。記者クラブの目的は国民の『知る権利』を確保できるのは既に会員である大手マスコミだけということでしょうか。

「ネット時代を迎え、種々の情報発信が可能になっています。公的機関の中には、ホームページで情報を直接発信しているケースもあります。しかし、情報が氾濫し、また情報の選定が公的機関側の一方的判断に委ねられかねない時代であるからこそ、取材に裏付けられた確かな情報がますます求められていると言えます。そうした時代にあって、記者クラブは、公権力の行使を監視するとともに、公的機関に真の情報公開を求めていく重要な役割を担っています」
 
 「権力行使を監視」するって権力側と接待しあったり、記者が転勤時に餞別もらうことですか?少なくとも防衛庁記者クラブにはぼくは加入できません。世界中に情報が発信される専門誌が加入でないわけです(専門誌要に「市ヶ谷クラブ」が作られましたが、「防衛庁記者クラブ」とその待遇は違います。それでも大進歩ですが)。
 ぼくが体験からいうと防衛庁の公表する情報は他の先進国国防省・軍にくらべて少ないし、遅い。同様な情報をとるのに何倍もの手間暇がかかります。
 それに監視をしているならなんで自衛隊の生命保険がかつて協栄、東邦の2社に限られ部隊ごと、新兵諸君に一定金額の加盟を押しつけてきたこと。本来支給されてしかるべき訓練期間中の運動着を特定業者から隊員購入いる。また、73式小型トラックがジープからパジェロにかわっても、書類上では同じ73式小型トラックのまま、なんてことをどうして報道しないんでしょうか?


「記者クラブ制度には、公的機関などが保有する情報へのアクセスを容易にするという側面もあります。その結果、迅速・的確な報道が可能になり、さらにそれを手掛かりに、より深い取材や報道を行うことができるのです」

つまり自分たちは楽して情報を得たい。そういうことですか。

 「誘拐事件での報道協定など、人命や人権にかかわる取材・報道上の調整機能も、記者クラブの役割の一つです。市民からの情報発信に対しても、記者クラブは開かれています」
 
でも「市民」や外部のジャーナリストが記者クラブに対して質問しても電話口にも出ない、ファックス番号すら教えないといのが「開かれた記者クラブ」なんでしょうか。

「より開かれた存在に」
 「記者クラブは、「開かれた存在」であるべきです。日本新聞協会には国内の新聞社・通信社・放送局の多くが加わっています。記者クラブは、こうした日本新聞協会加盟社とこれに準ずる報道機関から派遣された記者などで構成されます。外国報道機関に対しても開かれており、現に外国報道機関の記者が加入するクラブは増えつつあります」

 >現に外国報道機関の記者が加入するクラブは増えつつあります。オブザーバーでね。それに訳の話からん報道協定を嫌って記者クラブに加盟しない会社も多いんですが。

 「記者クラブが『取材・報道のための自主的な組織』である以上、それを構成する者はまず、報道という公共的な目的を共有していなければなりません。記者クラブの運営に、一定の責任を負うことも求められます」
 
 これは記者クラブ仕切る幹事会社の負担をしろや、アンタ雑誌やフリーにはそんな負担に耐えられないでしょう?だからアンタ等はいれないよ、という理屈が展開されているわけです。一種の非関税障壁みたいなもんですね。ですが幹事社制が唯一正しいのでしょうか。逆にとると、マスコミ以外お上の取材は受けさせないギルド=報道談合の正当化にすぎないと思います。
 常にクラブに顔を出していないといけないでしょうか。いっそのこと運営を官庁にまかせて、その代わり一定条件を満たせば加盟は自由、単にプレスリリースだけ欲しいとか、この記者会見だけは参加したいというジャーナリストもいるはずです。
 例えばぼくの場合、軍事ジャーナリストであり取材対象は「防衛庁」という役所ではありません。かた海外取材も多いですから張り付くのは経済的にも合理性の面からナンセンスです。


 「そして最も重要なのは、報道倫理の厳守です。日本新聞協会は新聞倫理綱領で、報道の自由とそれに伴う重い責任や、正確で公正な報道、人権の尊重などを掲げています。これらは、基本的な報道倫理です。公的機関側に一致して情報開示を求めるなど取材・報道のための組織としての機能が十分発揮されるためにも、記者クラブは、こうした報道倫理を厳守する者によって構成される必要があります」

 つまり、記事の捏造をくりかえし、釈明の記者会見すら開かない朝日新聞には記者クラブ会員たる資格はない、ということになりますね。

「記者クラブが主催して行うものの一つに、記者会見があります。公的機関が主催する会見を一律に否定するものではないが、運営などが公的機関の一方的判断によって左右されてしまう危険性をはらんでいます。その意味で、記者会見を記者クラブが主催するのは重要なことです。記者クラブは国民の知る権利に応えるために、記者会見を取材の場として積極的に活用すべきです」

 なら何故、会員以外にも記者会見を解放しないの?あなた方会員各社はクラブの部屋などでお上から現物供与を受けている身でしょう。そのくらいサービスしても罰は当たらないと思うんですがね。

「記者会見参加者をクラブの構成員に一律に限定するのは適当ではありません。より開かれた会見を、それぞれの記者クラブの実情に合わせて追求していくべきです。公的機関が主催する会見は、当然のことながら、報道に携わる者すべてに開かれたものであるべきです」

うそつけ。

「記者室はなぜ必要か」
「報道機関は、公的機関などへの継続的な取材を通じ、国民の知る権利に応える重要な責任を負っています。一方、公的機関には国民への情報開示義務と説明責任があります。このような関係から、公的機関にかかわる情報を迅速・的確に報道するためのワーキングルームとして公的機関が記者室を設置することは、行政上の責務であると言えます。常時利用可能な記者室があり公的機関に近接して継続取材ができることは、公権力の行使をチェックし、秘匿された情報を発掘していく上でも、大いに意味のあることです」

「公権力の行使をチェックし、秘匿された情報を発掘していく上でも、大いに意味のあることです」何故物理的な記者室の存在が「秘匿された情報を発掘」の発掘につながるんでしょう。ならばかつて「噂の真相ごとき」に何度も抜かれた(特に検察関係など)事実はどのように説明されるんでしょうか?

 「ここで注意しなければならないのは、取材・報道のための組織である記者クラブとスペースとしての記者室は、別個のものだということです。したがって、記者室を記者クラブ加盟社のみが使う理由はありません。取材の継続性などによる必要度の違いも勘案しながら、適正な利用を図っていく必要があります」

ということは我々フリーランスも記者室はつかっていいんですかぁ〜


「記者室が公有財産の目的外使用に該当しないことは、裁判所の判決や旧大蔵省通達でも認められています。ただし、利用に付随してかかる諸経費については、報道側が応分の負担をすべきです」

 ならば記者クラブのバランスシートを世間様に公開すべきしょう。それに役所近辺の不動産価格から割り出して加盟各社が負担すべきショバ代も公開すべきでしょう。

「記者は切磋琢磨を」
「この見解は直接的には公的機関における記者クラブを対象にしたものですが、全国の記者クラブがこれを基本的な指針としながら自主的にクラブ運営を行うことを期待します。
言うまでもなく、取材・報道は自由な競争が基本です。記者クラブに属する記者は、クラブの目的と役割を正しく理解し、より質の高い報道を求めて切磋琢磨していかなければなりません」

悪い冗談ですね「取材・報道は自由な競争が基本」を阻害しているんですから。まだまだ駄文が続くんですが長いので別な機会に。

社団法人 日本新聞協会 〒100-8543 千代田区内幸町2-2-1 
editor@pressnet.or.jp 
http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/shuzai/0201kishaclub.htm

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
まるで北朝鮮の発表を見てるようで、
正直疲れました。
たまに見ている朝鮮日報のホームページでは、
書いた記者に直接メールを送れます(但し本人に届いているかどうか知りませんが)
まだアチラの方がマシかなと思います。
情けない・・・・・
安芸の住人
2005/09/08 18:00
外国の支局からだと大体署名なんですが。
まあベタ記事とか無署名の記事では教えません。大新聞は過ちを犯さずです。こういうところは霞ヶ関と同じです。
キヨタニ
2005/09/09 03:32
imrpv+IpV6手順+超小型自動慣性航法システム=
ハイブリット長距離飛行無人RPV機
(FOB$10000以下)なる爆弾も搭載できる、
神風特攻自爆戦闘機を作るだけの力はあっても
金が無いので、その一歩手前のモックモデルを
作りて、ブログ記者へ広報したいのです。

日本語原文は出来ているのですが、事前に
この板へ公開し(自由に利用して下さい)
添削してもらうわけには行きませんか?

5w1hが欠落していて、何を言いたいのか
全く分からん、なる某記者の怒りを買ってしまった
ので、事前に日本語原文記事内容を審査して
もらいたい希望です。

内容は
「インターネット遠隔手動操縦型長距離飛行
 多目的ラジコン機」の飛行概念と、遠隔手動
 制御技術に関してです。

現職の記者では、とても記事が掛けないと見て
不備ながら技術屋視点で書いて見たのですが、
やっぱり某記者には不満だらけだったらしい。

お断りくださいましても、決して不快には
思いません。

guest
2005/09/09 15:32
ぼくにはコメントのしようが・・・・・・。
キヨタニ
2005/09/09 17:13
はい了解しました。

ご返事をありがとうございます。
guest
2005/09/10 11:32

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