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zoom RSS ユニクロ FRの柳井氏、社長復帰会見 ユニクロのホントウの弱点は・・・

<<   作成日時 : 2005/07/23 02:19   >>

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 なんだかなあ、という感じの柳井氏の「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング 帰劇です。柳井氏は会長も兼務すると正式に発表したそうです。で、玉塚現社長は取締役も辞任し、ユニクロ経営から完全に離れるそうです。

柳井会長は02年5月、「創業者がいつまでもがんばっている会社はいけない」と、入社わずか3年半の玉塚氏を常務からを社長に抜擢しました。 

 当時同社は格安フリース神話に陰りが出始めて、業績が低下してきたときに社長を交代。
 で、失敗した多角化なんぞの敗戦処理が終わった段階でまた柳井氏が社長に復帰なんか、ぼくにはご本人に都合のいい話のように聞こえます。

ユニクロの業績が低迷してきた当時、ユニクロ名物フリース人気の陰りばかりが、強調されているように感じますが、それ以外にももっと大きな理由がある、ぼくはそう分析しています。
 というのも、その頃、オリジナルTシャツのボディ用にどうしても欲しい色のTシャツがユニクロにあったので、ユニクロ新宿店に買い出しにいきました。

 ところが数は多いのに店頭サイズ切れが多かったんです。バーゲンの目玉商品だったんですが。
 で、店員さんにバックヤードを調べて貰いました。30分近くかかって在庫のないことが確認されました。で、近所の店に在庫はないかと尋ねるとしばらく待たされて、表参道店に多量に在庫があることがわかりました。で、その場で表参道店にいきました。そしたら、なんといっ〜〜パイありました。
 新宿店では品切れ、そこから近い表参道店では余るほどの在庫。

 つまり、当時のFRの店舗では目玉商品の店舗内での在庫管理も、在庫切れした商品の補充もままならない。表参道店の商品を新宿店に平行移動させるだけで、機会損失を相当防げるはずです。
というか、それはアパレル業界では常識なのですが。 
 本社へ商品管理の情報が正しく伝わり、かつ処理できるシステムが構築されていなかったということです。

 これはチェーン店展開の基礎の部分で、柳井社長はそのロジステックス・システム作りも、そのための人材育成もおこなわずセールスの規模の拡大に走ったのではないか。そして、その後始末を後任の若い社長に押しつけたのではないか。

 まっ、あくまで推理にすぎませんが。こういうベタな話は数字ばかりいじくっているエコノミストからは聞けないでしょうから。参考までに。


【小原綾子】
(毎日新聞) - 7月15日10時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050715-00000006-maip-bus_all

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コメント(2件)

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内容を拝見しました。
>失敗した多角化なんぞの敗戦処理が終わった段階でまた柳井氏が社長に復帰なんか、ぼくにはご本人に都合のいい話のように聞こえます。
>>同感です。会社を大きくしたのは自分だ、という創業者特有の悪い癖が出ていると感じます。
会社を大きくするのもつぶすのも、お客様だということを認識しないと業績を回復できないでしょう。
現役保険営業マン
2005/07/23 16:59
一旦逃げて、おいて、何となく事態が収拾した頃に戻ってくる。あまり尊敬できませんね。
キヨタニ
2005/07/23 19:18

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